まだ二十歳になるかならないかのころは、 やはり今とは音楽の、 というよりは歌手の「声」の好みがかなり違っていたようです。
なんと言うか、そう。「清潔感」みたいなものをもっと重視していたのかもしれません。
ですからコニー・フランシスみたいな「色気過剰(?)」な歌い方ってのには拒否反応を示してましたねえ。ですから「ニューヨークのため息」とかゆうワケ判らんキャッチ・フレーズのついてたヘレン・メリルなんてのは特に嫌いでした⋯って、今も嫌いなんだった。
それは別に白人女性ヴォーカルに限ったことじゃなく、たとえば黒人であっても、やや演出臭が感じられるサラ・ヴォーンよりはパリパリ疾走する(?)エラ・フィッツジェラルドのぼうが「いさぎよくて」好き、てな傾向として現れております。
と、そんな感じでしたから、当時はちっともイイ、と思わなかったシンガーにジュリー・ロンドンってのがいました。
それがスキーター・ディヴィスの the End of the World を探してて偶然に出会って、試しに聞いてみたら、れれれれ~?ワタクシ、なんでこのヒト嫌い、って思ったんだっけ?とちょとビックリ。だってスキーター・ディヴィスより「いい」んだもの。
ただし、当時ジュリー・ロンドンの the End of the Warld は「暖いた記憶」がございません。
聴いてたら好きになってたか?と言われれば、それはちょっとギモンですが、少しは見方も違ってたかも。
とこるで、the End of the World ですが、スキーター・ディヴィス本人も何度も録音してます。
でも、かなりなテイクを聴き込んだけど、ワタクシの記憶のなかにあるのとは「どれも」いまひとつ「ちゃう」んだなあ。
あ、唯一、ITunes で試験したので「あっ!これかも?」ってのがあったんですが⋯
え?一曲売りはしないの?そのオムニバスのアルバムごと買え?
おいおい。じょ~だんじゃないよっ!そんなたった一曲のために、どこのウマの骨かも判らん(なんちて、実際はそりゃ「ちゃんとした」ミュージシャン揃いなんですけど!)のが演ってる要らん曲まで買うなんてヤなこった!というワケで「見送り」それ以来、ヒマなときなど、ちょいちょいネットで探してるってワケなのです。
まあ、実際には単純にワタシのアタマのなかで「経年変化」っつうか、次第に「美化」されてしまって、オリジナルが識別出来ないだけ、っつう可能性もあるんですけどね。
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